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2025.12.09

リッチ賞味会 vol.108(2026.2.26開催)

酒田フレンチの源流を辿る旅

1972年、ポール・ボキューズの料理に感銘を受けた佐藤久一は、それまでフランス料理の食材として使われていなかった素材と、庄内ならではの新鮮な魚介を大胆に生かした「フランス風郷土料理」という新しい料理ジャンルを創造していった。

伝統的なフランス料理に庄内の家庭料理を掛け合わせることでオリジナリティが生まれ、それが時流となり、フランス風郷土料理は多くのファンを獲得していった。

※ポール・ボキューズ(1926-2018)/「フランス料理界の法王」と呼ばれた20世紀を代表する伝説的なフランスの料理人。新鮮な素材の味を活かした軽やかで独創的な新しい料理スタイル「ヌーヴェル・キュイジーヌ」を提唱し、フランス料理界に革命をもたらした。久一をはじめ太田シェフは1972年から4年連続で辻調理師専門学校がボキューズを招いた「M・O・F(フランス最優秀料理人賞)受賞者によるフランス料理研修会」に参加している。

今回の賞味会では残されたレシピをもとに、当時考案された代表的メニューを2品復刻。

†赤えい こがしバターかけ
†牛の胃の煮込み トリップ・ア・ラ・モード

さらに、当時と同じ方法論で令和版のフランス風郷土料理の開発にチャレンジし、当時のメニューに真っ向勝負を挑みます。

全三部構成となる酒田フレンチの源流を辿る旅。今回の第二部は守破離でいう「破の章」と位置付け、新旧メニューがコース料理内でお楽しみいただけます。
令和版フランス風郷土料理バーサス1972年の復刻メニュー、ぜひご賞味ください

開催日:2026年2月26日(木)
時間:18:30-20:45[受付18:00-]
場所:ホテルリッチ&ガーデン酒田1F スカンジナビア
料金:お一人様 15,000円(税・サービス料込)
・フレンチコースとフリードリンクをお楽しみいただけます。
・定員は大人限定50名様、完全予約制のイベントとなっております。

一冊の本からスタートした酒田フレンチの源流を辿る賞味会。
前回は「REMEMBER 1976」と題し、酒田フレンチの源流を辿り当時日本一と言われたフランス料理の復刻メニューをお召し上がりいただきました。
前回のパーティーレポートはこちらより